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またまたお酒を呑んで頭が痛いです。 最近呑みすぎだな〜 。しかも呑んでそのまま眠って、深夜に眼が覚めたまま寝付けなくなりました。迎え酒で強引に眠るという手もありますが、体を壊しそうなのでやめます 。Amazonの本のランキングに、かなり長い間、吉井和哉の自伝『失われた愛を求めて』がランクインしてます。ちょっと驚きです。 吉井和哉は結構好きなのですが、「今さら?」って思ってしまうのです。 成功したバンドが解散した後、ソロになって再び成功する人って少ないですよね。もちろん、音楽業界で確固たる地位は占めていますが、バンドの全盛期ほどのセールスがついてこないのがほとんどじゃないでしょうか? 自分は意外とバンドを解散した後、ソロでやり始める人が好きになります。バンドっていうメンバーや周囲に守られたところから、新たに一人で自分の世界を作り上げていくのは相当に大変なはず。そのせいか、とても厳しい状況で生み出した作品が練り上げられた素晴らしいものになってたりするからです。 イエローモンキーも結構好きでしたが、吉井和哉のソロはもっと好きかもしれません。桑田圭祐のソロの姿勢にちょっと近い? 暗い曲が多いですよね、どちらも。もちろん明るい曲もありますけど、暗い曲に光るものがある。 『シュレッダー』はツボです。自伝の中で、吉井和哉は娘から「あの曲はキモい」って言われたと話してますが(笑)、ある程度年齢を経ると違ってくるんじゃないかと思います。 『シュレッダー』は演歌だなって思います。ロックって実は結構演歌だと思いますが、これはその部分を特化させたような曲じゃないでしょうか。 『シュレッダー』を聴いていると、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を思い出してしまいます。 この本は”Never let me go"という曲が重要な要素になってますが、残念ながら聴いたことがありません。だから自分にとっての”Never let me go"は『シュレッダー』です。 カズオ・イシグロってそんなに好きな作家ではなかったのですが、この作品でちょっと好きになりました。 ものすごく練り上げて小説を書く人だと思いますが、それが逆に鬱陶しくて好きになれませんでした。でもこの作品は、彼が執拗なまでに作りこんだ世界がプラスに働いていると思います。 こんなことがあったら怖いなぁっていうことを描いている点でSFっぽいですが、濃密に作りこまれた『思い出』という物語がやけにリアルでSFとは一線を画しています。 読んでいると、灰色を基調としたような風景が浮かび上がります。切なくて悲しい、何とも言えない気持ちになります。 うん、『シュレッダー』です・・・。 わたしを離さないで
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